コンベアは搬送物を一方向に、一定の速度で運搬する装置です。このページでは、主要なコンベアの特徴をまとめています。
モーターなどの動力を使わずに、搬送物の重さを利用して移動させるローコストな「グラビティコンベア」と、動力を使って搬送物をすばやく輸送する「駆動コンベア」の2種類があります。
ベルトに運搬するものを載せて移動させるタイプのコンベア。ベルトの素材を変えることで、砂や石などの「バラ物」や、木箱や段ボール箱や袋物などの「箱物」さまざまなものを搬送することができるのがメリット。
巨大なパイプの中で、羽のついたスクリューを回して搬送物を運ぶコンベアです。パイプの気密性が高く、刺激臭のするものや人体に有害な物質でも危険を冒すことなく搬送できるのが特徴です。
2列のチェーンの上に、スラットやエプロンなどのアタッチメントを取りつけ、搬送物を運ぶコンベアで、傾斜があるラインや、垂直方向に搬送物を運ぶラインの組み立てにも向いています。
チェーンコンベア
(スラットコンベア)の
仕組みや
導入事例を詳しく見る
チェーンやベルトにバケット(バケツ)を取りつけたタイプのコンベアで、水平・傾斜・垂直方向など、さまざまな位置に搬送することができます。
ここではコンベアを選ぶポイントをみていきます。
どのタイプのコンベアも、一度導入すると変更することが難しく、部品の交換やメンテナンスなどのランニングコストもかかります。今回ご紹介したページを参考に、情報を集めて検討してみてください。
課題を克服する搬送コンベアメーカーの選び方
コンベアによる搬送設備を整えることで、業務が飛躍的に効率化できたり、コスト削減に繋がったりと、自社の大きな武器になることが考えられます。そのためには、各社の特徴を把握し、課題解決につながるコンベアメーカーを選ぶことが大切です。
以下では、公式サイトに事例がある会社に注目し、各用途別におすすめのコンベアメーカーを紹介しています。(2021年10月調査時点)