短納期・カスタマイズが得意なサンキテックの特徴をまとめました。
サンキテックは、スクラップコンベヤーとチップコンベヤーの専門メーカーです。少数精鋭で小回りの利くサービスを行っています。設計・製造・設置・メンテナンスまで、ワンストップで行えるのが強み。標準品のコンベアに手を加えて現場のニーズに合わせたコンベアを製造する「プチ・オートクチュール」で、小ロット・一点もの・特殊仕様のコンベアでも短納期対応が可能です。
コンベアを製造する技術者もレベルが高いですが、営業担当者のフットワークもよく、製造しているもの・現場の面積・置かれている工作機器などの条件を丁寧に調べて、適切なコンベアを提案。コストがかからずにオリジナルなコンベアを作ることができます。導入後のトラブルを未然に防ぐために、コンベアを設置した後の1か月無償点検サービスも行っています。
サンキテックのコンベアは「プチ・オートクチュール」と呼ばれる形式で作られます。「プチ・オートクチュール」は、標準化されたコンベアのモジュールに、部品を加えてカスタマイズする手法。
時間をかけて部品1つから手作りするオーダーメイドの特殊機能・高価格なコンベアではありませんが、「そこそこでいいので、ある程度の品質のコンベアを早く安く作りたい」というニーズに対応しています。
2003年に設立したサンキテックは、金属チップの破砕と搬送を同時にこなすスクリューコンベア「ぶっちーくん」を開発して特許を取得。現在も「現場作業が合理化・効率化・省人化できるアイデア」がつまったコンベアを開発し続けています。
「プチ・オートクチュール」についても、WEBサイトから、PDFのカタログをダウンロードすると、豊富なラインアップを確認することができるよう、こまやかな気配りがあります。
サンキテックの特徴をまとめると…
サンキテックは製造病向けのスクラップコンベアとチップコンベアを製造する専門メーカーです。事業規模は比較的小規模なコンベアメーカーですが、その「コンパクトさ」の強みを生かして、短納期でコストパフォーマンスが高く、こまやかなサービスを提供しています。
標準化されたモジュールをカスタマイズして現場の事情に合ったコンベアを製造する「プチ・オートクチュール」は、設備にコストをかけられない中小規模の製造業者のニーズにフィットしたサービスです。
このサイトには日本国内の主要なメーカーのコンベア製品をまとめました。ぜひ参考にしてください。
サンキテックが製造している標準型のコンベアをピックアップしました。
スクレーパーコンベヤーSCF型
(フロアー型)
スクラップ搬送用の片持スクレーパーコンベアです。床の上に直接置けるよう機械の厚みを薄くしたコンパクト設計のコンベアで、油やスクラップが飛び散りにくくメンテナンスの手間がかかりません。頑丈なフレームで故障を減らしました。
ヒンジコンベヤーG3型
機械の厚みが100mmと薄型で、狭所に設置できるヒンジコンベア。耐熱性・耐油性が高く金属チップ・スクラップの搬送に適したコンベアです。機械の厚みは100mmなので狭い現場にも設置が可能です。
スクリューコンベヤー SCS型
金属加工の時に出る切削油と金属チップが混ざったクーラントを、スクリューで圧縮運搬しながらチップと切削油に分離させる機能を持つコンベアです。カール状チップを2分の1に圧縮して容器に投入できる構造なので、チップの処分が楽になります。
クレインコンベヤー SPCB型
モーターの出っ張りが少なく、シンプルですっきりとしたデザイン。薄型設計のベルトコンベアで、耐油性・耐薬品性が高い丈夫なフレームでタフな作り。プレス機や切削機と組み合わせて、製品の搬送に使うのに向いているコンベアです。
プラムコンベヤーSPPB型
一枚の板のようにフラットな形のベルトコンベア。幅や長さ、搬送スピードやベルトの種類の変更、傾斜をつけるなど、現場のニーズに合わせた規格外仕様のコンベアを作れるタイプです。
色はグリーン・グレー・アイボリーの3色。モーター部分が外に飛び出していないので、メンテナンスが楽。キャスターを取りつけて、食品製造工場や部品組み立て工場でも使えます。
プラムコンベヤーSPPH型
ヒンジ型のシンプルなコンベアで、金属チップやプレススクラップ、ビスなどの小物搬送に向いています。作業現場の面積に応じて、本体フレームをL字型やZ型にするなどカスタマイズが可能。メカ式トルク安全装置がついています。
社名 | 株式会社サンキテック |
---|---|
住所 | 群馬県伊勢崎市曲沢町806-10 |
電話番号 | 0270-20-8660 |
URL | https://sankitech.co.jp/ |
課題を克服する搬送コンベアメーカーの選び方
コンベアによる搬送設備を整えることで、業務が飛躍的に効率化できたり、コスト削減に繋がったりと、自社の大きな武器になることが考えられます。そのためには、各社の特徴を把握し、課題解決につながるコンベアメーカーを選ぶことが大切です。
以下では、公式サイトに事例がある会社に注目し、各用途別におすすめのコンベアメーカーを紹介しています。(2021年10月調査時点)