1966年にミニコンベアで特許(※)を取り、自動車産業・金属加工業・食品製造業・リサイクル業・物流業界などで実績を重ねてきたコンベアメーカー。現場の状況に応じてレイアウトを自在に変更できる柔軟性が魅力です。
片持ちスクレーパーコンベアを開発したメーカーで、プレススクラップや切り粉などチップの搬送が得意分野。経年劣化した部品を迅速に交換できるので、「コンベアが長く使える」と、自動車業界・金属加工業界で支持されています。
中国やマレーシア、タイなど海外にも拠点を持つオークラ輸送機は1927年創業。コンベア製造にIoTやAIなどの新技術を活用し、物を運ぶためのマテリアルハンドリングシステムを得意とするグローバル企業です。
椿本メイフランは金属やプラスチックの加工時に出るチップや、さまざまな形状の金属片が混ざったクーラントを搬送するコンベアの製造、さらにコンベアを含む物流業界向けのマテリアルハンドリング事業などを展開しています。
1938年に製糸機械や産業機械の製造をはじめたマルヤス機械。ミニベルトカーブコンベアが長野発明協会主催「長野発明くふう展」で「科学美術長官奨励賞(1998年)」を受賞(※)するなど、技術力に定評がある企業です。
1925年に創立した三機工業は東京証券取引所第一部上場企業。量産型のコンベアで高度経済成長を支えてきた技術力は、現在でも製造業・物流施設・産業廃棄物処理施設などで働くコンベアに生かされています。
1957年設立の三和コンベアは、ベルトコンベアを含むマテリアルハンドリングシステムを主力商品とする企業です。設計から製造、据え付け調整まで一貫して行っているので、コンベアとその周辺設備一式を丸ごと更新するのに便利です。
NKEのコンベアは機械の「部品」に近いシンプルなコンベアで、長さを1mm単位で調整できます。センサーやストッパーなどのコンベア周辺部品をつけて、防水仕様のコンベアや防爆タイプの特殊なコンベアも製造可能です。
1969年、メンテナンスフリーで長距離輸送が可能な「アローライナーコンベアー」をはじめ、さまざまなコンベアを取り扱っているアローテクノ。産業廃棄物をクリーンに搬送するスーパーパイプコンベアや、運ぶ物を選ばないチップコンベアなど他の商品も魅力的です。
榎本ビーエーは1970年にチップコンベアの開発をはじめ、自社ブランドの工作機械を販売。今もチップコンベアは多くの業界で支持されています。コンベアから発展した技術を生かして、航空宇宙関連産業や環境産業にも事業を展開しています。
光洋機械産業は、業務用ポータブルコンベアを開発しています。小型で軽量、コンクリートプラントコンベアで実績を積んだタフな構造。ユニット式で扱いが簡単なところが支持され、土木・製造・食品・農業・リサイクルなど、幅広い分野で使われています。
東京証券取引所第一部上場企業・日工でコンベアの製造がスタートしたのは1966年。10cm単位で長さをカスタマイズできるポータブルコンベアから、リサイクル作業場で使われる急傾斜対応の密閉型コンベアまで、品揃えが豊富です。
1946年、農業用発電機製造からはじまったマキテックは、1971年にローラーコンベアの製造を開始。ローラーを使ったグラビティローラーコンベアやミニベルトコンベアなど、小回りが利いて使い勝手の良いコンベアの種類が豊富です。
サンキテックの特色は「プチ・オートクチュール」と呼ばれる特殊仕様のコンベア。乾燥炉付きコンベア・紙搬送コンベア・脱臭剤コーティングコンベア・高周波処理用スラットコンベアなど、特殊な用途に使われるコンベアを製造します。
メイキコウは1955年設立。1958年にはローラーコンベアの製造販売をはじめました。現在でも、パレットやケースを運ぶローラーコンベアを主力商品としていて、物流業界の運搬の作業効率化に貢献しています。
1959年からコンベアの生産をはじめた寺内製作所は、ローラーコンベアやホイールコンベアやその部品を作っているメーカーです。特にローラーコンベアのローラー部品は充実していてカスタマイズ性も高いです。
ハイテック精工がコンベアの開発をはじめたのは1966年。ベースになるコンベアを選んでオプションを選択するオーダーメイドコンベアを昇降装置やロボットシステムなどと組み合わせて、モノづくりの現場の作業効率化を支えています。
ヤリステが小型コンベアの製造をはじめたのが1979年。今もコンベアはヤリステの主力商品になっています。メッシュコンベアや投入用縦型カップ式コンベア、60度の傾斜も対応するミニコンベアなど、製造業向けのコンベアが充実しています。
チップコンベアや宅配ボックスを製造する白山機工。コンベア製造を通じて、社会と地球環境に優しい企業をめざしています。コンベアはすべてオーダーメイドで、メンテナンス契約によって長期間使えます。
山口工業グループに属する会社で、コンベアの提案から設計、保守メンテナンスまでをワンストップ体制で対応。高品質かつメンテナンス性に長けた製品をリーズナブルな価格で提供しており、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。
企業のニーズに合わせてオリジナルのコンベアや自動システムを設計・開発しているメーカーです。クライアントの生産環境や予算、運用状況に合わせて必要なコンベアをカスタマイズし、アフターサービスも重視しています。
1919年創業の機械メーカーであり、100年以上かけて積み重ねてきたノウハウや技術力を活用して、多種多様な業界へ適合するコンベア製品を提供しています。国内外に拠点を展開し、スムーズなサポートを期待できます。
半世紀以上にわたって企業の自動化や省力化ニーズへ応えてきたコンベアメーカーです。1986年に開発した構造用アルミフレームを活用し、メンテナンス性や機能性の両方を追求したコンベア「アルファコンベア」を販売しています。
エヌアイシ・オートテック株式会社の
特徴や製品、
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1893年に創業して以来、およそ130年にわたって国内外で様々な製造機器や省力化機械を提供してきました。オーダーメイド型コンベアを取り扱っており、365日体制のメンテナンスサポートを受けられることも強みです。
1970年の創業以来、半世紀以上にわたってスチールベルトコンベア専業メーカーとして、様々なクライアントのコンベア導入ニーズをサポートしてきました。耐熱性や衛生面を考慮し、食品・医薬品業界対応の製品も取り扱っています。
日本スチールコンベヤ株式会社の
特徴や製品、
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福島県南相馬市を拠点に、クライアントのニーズや設置環境など各種条件に合わせたコンベア導入プランを提案しています。短納期導入を支援する他、持続可能な社会の実現に向けて環境にも配慮したコンベア開発を行う会社です。
新潟県に本社を置く小川コンベヤは、企業の経営課題を様々なコンベア製品によってサポートすることを企業理念として掲げています。企業のニーズに合わせて既製品からオーダーメイドのコンベアまで幅広く対応可能です。
コンベアメーカーとして、半世紀以上にわたって蓄積してきたコンベア開発のノウハウを有する企業です。企画提案型OEM生産を得意としており、企業の課題の根本的な解決をコンベアで支援してくれることは見逃せません。
Takahashi株式会社の
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ファインテック株式会社は、自社の独自製品である「コンベレータ」をはじめとする物流用製品を豊富に扱っている企業です。導入や検討の段階から親身になってサポートを行い、現場環境に適した製品の導入が可能です。
株式会社 オリックスはベルトコンベアやローラーコンベアなどの製品を通して、現場のファクトリー・オートメーションを推進している企業です。オーダーメイドの製品も提供しており、中型規模の搬送装置を得意としています。
創業以来コンベア一筋で取り組んできたセントラルコンベヤー。現在は、コンベアのほか工場の生産ライン全体に関わる装置も手がけており、自動車業界や食品業界など多岐に渡る業種・業界で同社の製品が利用されています。
独自に開発した二次元立体輸送用の「スネークコンベヤ(スネコン)」を提供。スネコンは水平・立体搬送が可能であることから、限られたスペースでも設置可能な点、密閉構造で搬送物の飛散やにおい漏れが防げる点などが特徴です。
製造機能と商社機能を組み合わせた提案により、お客さまの課題解決を目指すクレタス。ベルトコンベアについてはコンベアメーカーの規格品の提供とともに、特注のコンベアが欲しいといった要望にも対応できます。
少数精鋭の自社一貫生産にこだわりを持つ酒井製作所では、コンベアや油圧装置、試験装置の製作・開発を行っています。図面改正や納期短縮などの要望があった場合でも、自社で対応しているからこそ柔軟な対応が可能です。
食品工場用コンベアを含む食品加工機器の販売を手がける平井カンパニー。食品製造ラインで使用可能なサニタリータイプのコンベアを提供しており、運搬対象物に合わせたサイズや仕様の変更にも柔軟に対応しています。
株式会社ステアトラストは、食品工場向けのコンベアを提供している企業です。垂直コンベアやハネアゲコンベア、ベルトコンベア、傾斜ネットコンベア、傾斜ベルトコンベアなど多彩な種類のコンベアを用意しています。
日本コンベヤ株式会社は、国内のみならず海外でも導入実績があるベルトコンベヤの専門メーカーです。長距離コンベヤや垂直・急傾斜コンベヤなど特殊な事情にも対応しているベルトコンベヤを取り扱っています。
愛知県豊田市に本社を構えている、山下機工株式会社。自動車事業における搬送装置を主に手掛けている会社です。オーダーメイドにも対応しており、あきらめない姿勢でさまざまなニーズにマッチする製品を提供しています。
課題を克服する搬送コンベアメーカーの選び方
コンベアによる搬送設備を整えることで、業務が飛躍的に効率化できたり、コスト削減に繋がったりと、自社の大きな武器になることが考えられます。そのためには、各社の特徴を把握し、課題解決につながるコンベアメーカーを選ぶことが大切です。
以下では、公式サイトに事例がある会社に注目し、各用途別におすすめのコンベアメーカーを紹介しています。(2021年10月調査時点)