このページでは1952年の創業以来、様々な工作機械メーカーのビジネスパートナーとしてコンベア製品の開発・製造を行ってきた田中製作所について、特徴やコンベア製品を紹介しています。
田中製作所は神奈川県に本社と複数の工場を構えているチップコンベアのメーカーであり、1952年の創業から多種多様な機械メーカーやエンドユーザーなどへチップコンベア製品とクーラント処理装置を提供してきました。
チップコンベアの設計や製造、販売、さらにメンテナンスまでワンストップサービスで提供していることが特徴です。
田中製作所は単にチップコンベアなどを開発・製造しているだけでなく、それぞれの機械メーカーや作業工場にとってどのような製品が適切と思われるのか、企画段階からサポートしてくれることがポイントです。
製品の使用目的はもちろん、製造コストやランニングコストまで含めて企業の導入メリットを考えてくれる上、導入後のプランについても相談できます。
田中製作所の特徴をまとめると…
70年以上のチップコンベア開発・製造の実績を有するコンベアメーカーです。企業のニーズを応えるためのコンベア製品を提案して、導入メリットを最大化するために尽力してくれることが強みです。
日常的なメンテナンスや緊急対応も田中製作所へ一任できるため、導入したコンベア製品を正常に維持管理していくことができます。
このサイトでは、さまざまな業界の搬送コンベアについて、導入事例を豊富に集めています。こちらも参考にしてください。
スクレーパーコンベアの内部へ逆洗浄ドラムを組み込んだ、濾過式のコンベア製品です。ベルト中間部に備えているドラムフィルターの網について、使用目的や環境によって濾過精度をカスタマイズできるため、アルミ加工や鉄、ステンレスなど様々な素材の製品搬送へ利用できます。
なお、磁性体の切粉に関してはマグネットを追加することも可能です。
プレス加工済みのプレートを、ロッドで連結したベルトによって搬送するコンベアです。砂状の切粉を除いて、一般的な切粉や材質に対応できます。また、大きさのカスタマイズも行いやすく汎用性に優れたチップコンベアです。
スクレーパーでコンベアの底板にある切粉をひっかけて搬送するコンベアです。スクレーパーの角度は90度や120度に設定されており、砂状の切粉や短チップへ対応することができます。コストが抑えやすいことも特徴です。
コンベアの底板の外側に磁石が敷き詰められており、磁力によって液中の切粉が底板へ吸着され、それらをスクレーパーが掻き出すように搬送します。磁石に反応しない切粉には使えませんが短い鉄の切粉などに適しています。
スクレーパーベルトの駆動シャフトが、トラフの外側に設置されているコンベアです。トラフ内部にシャフトが存在しないため、切粉が絡みついて動作不良を起こすリスクが軽減されており、長い切粉も搬送することができます。
ヒンジコンベアの下部に逆洗コンベアを組み合わせている二段型コンベアです。ヒンジコンベアで長い切粉を受け、逆洗コンベアで精密濾過を行います。長い切粉と短チップが混在されているケースの搬送に適しています。
田中製作所が特許を取得しているコンベアです。逆洗ドラムフィルターコンベアのスクレーパーベルトに、ヒンジベルトを部分的に配置して、スクレーパーとベルトの力を同時に使って二段階的に搬送することができます。
バネ状/コイル状に巻いた角材を回転させて、回転運動に合わせて切粉を搬送するコンベアです。コイルの線形を調整することで、平坦搬送タイプだけでなく、一方の角度を上げた端面押上げタイプも設計することが可能です。
パイプへ平鋼がらせん状に巻き付けられている上、溶接固定されています。コイルコンベアと同様に、パイプが回転することで平鋼の動きに合わせて切粉が運ばれる仕組みとなっており、コイルコンベアには不向きな硬い切粉にも適します。
複数の機械やラインから排出されてきた切粉やクーラントを、1台へ集中して搬送するコンベアです。それぞれの切粉の特性を考慮した上で、全体を調整できるようフルオーダーによって設計されることが特徴です。
社名 | 株式会社田中製作所 |
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住所 | 神奈川県海老名市柏ケ谷422-9 |
電話番号 | 046-231-5258 |
URL | https://www.tanaka-tnk.com/ |
課題を克服する搬送コンベアメーカーの選び方
コンベアによる搬送設備を整えることで、業務が飛躍的に効率化できたり、コスト削減に繋がったりと、自社の大きな武器になることが考えられます。そのためには、各社の特徴を把握し、課題解決につながるコンベアメーカーを選ぶことが大切です。
以下では、公式サイトに事例がある会社に注目し、各用途別におすすめのコンベアメーカーを紹介しています。(2021年10月調査時点)