ヤリステの特徴や製品、導入事例などをまとめました。
ヤリステの歴史は明治維新前までさかのぼります。創業者は、堺に出てきた伊予の国の「捨松」で、「鎗須定」いう商号で鎗鍛冶をはじめました。その後、明治維新で鎗の需要がなくなってハサミ鍛冶に。ヤリステの技術には、江戸時代から受け継がれた「職人魂」がこもっています。
ヤリステは、自動箱替え装置やコンベアなどの合理化・省力化機器の製造を続けてきました。1979年には小型ベルトコンベア。1981年には縦型コンベアの販売をはじめています。食品加工や樹脂成型、板金などの分野に強く、長い間日本のモノづくりの現場を支えてきました。
ヤリステのコンベアは、中小企業のモノづくり現場の「ちょっとした不便」を解消する機種が多いです。明治時代からモノづくりを続けてきた企業だからこそできるこまかな配慮です。
ヤリステの特徴をまとめると…
ヤリステのコンベアはコンパクトで、マシニングセンタやNC工作機械のそばで使うことを想定された製品が多いです。
このサイトでは主要なメーカーのコンベア製品をまとめました。ぜひ参考にしてください。
ヤリステが製造しているコンベアをピックアップしました。
CL-F(縦型カップ式コンベヤ)
ヤリステの縦型コンベアの技術が生かされています。金属の小さな部品をカップに投入、そのまま垂直にカップを持ち上げる仕組みのコンベアで、シュートに振動を与える直進フィーダー搬送式なので、搬送物が機械に噛み込みにくい構造です。
大型コンベヤ PCZ
ベルトの部分がステンレスメッシュになったプレートコンベアです。汚れや熱に強く現場に合わせた長さに調整でき、幅も3種類から選べます。
CFU(樹脂ベルトコンベヤ)
耐熱・耐摩耗性の高い特殊樹脂ベルトを使用した小型コンベア。標準化したコンベアなので短納期で対応できるのがメリット。種類は豊富にあり、現場に合わせて選べます。
平面ロータリーストッカー
薄型ベルトコンベアと連結して使う搬送機で、ネジやボルトなどのロットを管理するのに使われます。
CFN(ステンレスメッシュ
ベルトコンベヤ)
メッシュ加工したステンレスベルトを使っているので、搬送物がこびりつきにくく手入れもしやすい小型コンベアです。
PS-EN(ケースストッカー)
ローラーコンベアと一体になった搬送機。積み上げられた箱を1段ずつバラバラにして、箱を自動的に交換する搬送機です。ポリ容器や鉄パレットなど、さまざまなタイプの箱に対応しています。
社名 | 株式会社ヤリステ |
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住所 | 大阪府堺市堺区山本町2-66-1 |
電話番号 | 072-227-6467 |
URL | http://www.yarisute.co.jp/ |
課題を克服する搬送コンベアメーカーの選び方
コンベアによる搬送設備を整えることで、業務が飛躍的に効率化できたり、コスト削減に繋がったりと、自社の大きな武器になることが考えられます。そのためには、各社の特徴を把握し、課題解決につながるコンベアメーカーを選ぶことが大切です。
以下では、公式サイトに事例がある会社に注目し、各用途別におすすめのコンベアメーカーを紹介しています。(2021年10月調査時点)